2022.09.22
# 音楽

作曲家いずみたくの偉業を振り返る…「手のひらを太陽に」「いい湯だな」から『ゲゲゲの鬼太郎』まで

「没後30周年記念番組」を放送

「手のひらを太陽に」「見上げてごらん夜の星を」「いい湯だな」「夜明けのスキャット」「ふれあい」、誰もが知るこれらのヒット曲には共通項がある。

すべて、作曲家「いずみたく」によるものなのである。いずみは今年、没後30年を迎え、9月23日(金・祝)には文化放送で、8時から11時までの3時間にわたり、いずみたく没後30周年記念番組『日本のスタンダード・ソングをつくった男・いずみたくの世界』が放送される。

映画、テレビ、舞台、ラジオ、レコードなど、誰もが一度は耳にしたことがあるメロディを作った「いずみたく」は、どんな人だったのか。その人生を解き明かしていこう。

写真提供:株式会社オールスタッフ
 

いずみたくは、冗談音楽、そしてコマーシャルソングのパイオニアとして戦後まもない時代に一世を風靡した才人「三木鶏郎」の下で腕を磨いた作曲家だった。同じく門下生だった野坂昭如と共に独立した後も、コマーシャルソングを皮切りに、テレビ、映画、歌謡曲にミュージカルと、幅広い分野で余りある才能を大いに発揮して大活躍を遂げた。

しかし、最初から苦労知らずで順風満帆だったわけではない。戦後まもない時期に送った学生時代は生活のためのアルバイトに追われ、タクシーやトラックの運転手をして糊口をしのいだこともあった。

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