自分の毎月の支出について、世の中の平均よりも多いのか、それとも平均より抑えられているのか、気になりますよね。加えて、「食費が他の人よりかなり多い」「通信費は抑えられていると思っていたのに、平均でみるともっと少ない」などと分かれば、節約のポイントも見えてくるはず。

そこで今回は、FRaU読者に多い「30代独身女子」の家計をイメージしながら、1ヵ月の平均支出と、理想の「お金の使い方」について見ていきます。

◆女性のためのお金の総合クリニック「エフピーウーマン」を設立後、これまで多くの相談者さんと向き合ってこられたファイナンシャルプランナー・大竹のり子さんに、お金のギモンをわかりやすく解説いただく連載「『お金の教養』を磨くためのエッセンス」。お金にまつわる知恵をぜひ手に入れてください。

-AD-

独身女子の1ヵ月の平均支出は?

Photo by iStock

まずは気になることを解決、ということで、独身女子の1ヵ月の平均支出から見ていきましょう。

総務省が、家計の収入・支出、貯蓄・負債などについて調査し、毎月発表している「家計調査」というデータがあります。この「家計調査」の2022年4〜6月期のデータで34歳以下の独身女子の平均支出を見てみます(これより上の年齢層は35〜59歳になるので、一番近いところを取り上げることにします)。

これによると、1ヵ月の主な平均支出は下記のようになっています。

食費 32,149円
住居費 27,636円
水道・光熱費 6,862円
家具・家事用品 5,525円 ※室内装備・装飾品含む
被服・履物費 8,441円
保健医療費 5,378円
交通・通信費 26,321円
教養娯楽費 25,576円
理美容費 15,099円
交際費 8,848円
その他の出費 10,607円
合計 172,442円

(出典)総務省「家計調査 家計収支編」(2022年4〜6月期)

もちろん、これはあくまでも「平均」ですので、個々の事情次第では、消費志向とは関係なく、どうやってもこうした平均とは乖離してしまうこともあるでしょう。例えば、住居費は27,636円となっていますが、都市部でひとり暮らしをするとなると支出を抑えるにも限界があるでしょうし、車が日常の足代わりということであればそうした支出を避けられないのが当然です。

しかし、食費や水道・光熱費については、これまでたくさんの女性の実際の家計簿を見てきた立場から見ても「たしかにこのくらいでやりくりしている人がたくさんいるな」という印象を受けます。