2022.09.19

「エンロン破綻」を上回る“ヤバい危機”になる…! プーチンが招く「経済ショック」で、間もなく「追い証地獄」がやってくる…!

プーチンが仕掛けたエネルギー戦争がいま「重大局面」を迎えている――。

エネルギー価格の高騰が欧州の電力企業の信用不安に飛び火し、欧州のエネルギー企業が「1兆5000億ドル=210兆円」とも言われるとんでもない金額の追加証拠金を差し出さなければいけない可能性が浮上してきたのだ。

過去の歴史を振り返れば、エネルギー危機がそのまま世界同時多発的経済ショックに発展してきたことは言うまでもない。すでにさっそく「リーマン・ショックの再来」が指摘され始めた。

いま、いったい何が起きているのか。そして、これからどうなるのか。現場の最前線をレポートしよう。

ドイツのオラフ・ショルツ首相。電力会社の「マージンコール問題」への対応を迫られている Photo/gettyimages
 

「政府救済」が始まった

欧州政府は窮地に陥った電力企業に救済の手を差し伸べ始めている。

フィンランドとスウエーデン政府は9月4日に「電力会社などの資金繰りを支援する」と発表した。政府保証と融資を合わせて約4.7兆円を供与するとしている。

スイスの電力大手アクスポも9月6日に「スイス政府から約5800億円の与信枠の供与を受けた」と発表した。

しかし、それだけでは十分ではないだろう。電力会社はマージンコールに加えて、「逆ざや」の問題も抱えているからだ。

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