23年の結婚生活にピリオドを打った女性に共感の声

「家に帰る時間を気にしなくていい」
「誰かの食事を心配しなくていい」
「なに? この解放感!」

離婚して自由を手に入れた主人公エリコ。「これまでガマンした分、苦しかった分、人生を謳歌するのよ!」と帰路の足取りも軽やかだ。

(c)野原広子『人生最大の失敗』/オーバーラップ

『人生最大の失敗』(野原広子著/オーバーラップ)は夫の一言をきっかけに離婚を決めたエリコの人生の選択と生きる姿を描いたコミックエッセイだ。50歳を目前に離婚した、自由と孤独、後悔や希望をはらむ女性の人生後半戦の生き方が胸に迫る。SNSでも「現実的な結婚あるあるがぎゅうと詰まってる」「漫画の中の一言のセリフに人生動かされそうになる」と共感の声が集まる。

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厚生労働省の人口動態統計特殊報告によれば離婚件数は2002年の289,836組をピークに徐々に下がり、2020年は19万3253組となった。だが20年以上同居した「熟年離婚」は別だ。1985年の約2万組から徐々に増え、2007年に倍になってからほぼ高止まり。2020年は40,395組と離婚件数全体では過去最高の21.5%になった。 

主人公エリコも結婚23年目にして離婚を果たした一人だ。離婚の理由は、過去に夫のとんでもない一言を耳にしてしまったためだ。これまで3話に渡って離婚の決意を胸に秘めながら娘の成人を待つ結婚生活と、離婚したエリコをモヤモヤさせる友人の反応などについてお伝えしてきた。第4回では離婚したエリコが何をやりたかったのかを書いた「離婚したらやりたい10のこと」を見返しながら思うことを、お届けする。

マンガの無料試し読みと野原さんのコメントとともにお楽しみいただきたい。

熟年離婚した夫は後悔しているか

結婚23年にしてやっと手に入れた自由を満喫しようと、エリコは一人暮らしのアパートで過去に自分で書いた「離婚したらやりたいこと」ノートを開く。

一方別れた夫はどう感じているのだろう。「熟年離婚」を妻から言い渡された夫は、これまでのふるまいや家庭を顧みなかった態度を反省したりするのだろうか。
著者の野原さんいわく、「後悔や反省を感じるかもしれませんが、きっとそれは表には出さない気がします。『俺が悪かったから離婚したんだ』なんて反省を述べている男性って今まで見たことないですしね」と話す。

気になる野原さんのコメントの続きは、描き下ろし最新作の『人生最大の失敗』より無料試し読みと併せて紹介する。