一斗缶のようなものを置いて
また小に限っては各階に一斗缶の様な物を置いて、用を足す場所をどこの現場でも決めているという。
他建設中の高層フロアの1室のトイレを開放しそこで用を足すこともあるそうだ。
購入者にはわからぬこととはいえ、そういった建築現場のトイレ事情が日常だとすれば気持ちの良い物ではない。
最後にキム・ヒョンジョン氏がインタビューを受けてくれた従業員A氏に「こういったことは田舎の建築現場で多いのか?もしくは都会の例えば江南(カンナム)や狎鴎亭(アックジョン)でも起こりうることなのか?」と聞くと、従業員A氏は「田舎のほうがまだ少しマシだが、都会も田舎もあまり変わりない」と話した。
このニュースを聞き、韓国人の友人の一人で大手建設会社の高層アパート・サッシ(窓)を一手に引き受けていた代表に電話でこの件を聞くと「間違いない」と言う。
ただ今回のインタビュー内の従業員A氏も、筆者が聞いた代表にしても、「わざと天井に隠す(忘れる)ことは決してないと思うし、そう信じたい。意図的にしたのなら本当に恥ずかしい限りの話だ」とも言うが、この報道を見た一般視聴者の多くは「建築業者の責任」としながら「トイレを設置をすべき」というコメントが大半だったことは言うまでもない。