5000円で人生崩壊…23歳女子大生風俗嬢を地獄に突き落とした「最低最悪のリベンジポルノオプション」

一生消えない傷

警視庁によると、元交際相手や知人らの裸の画像をネット上に流出させる「リベンジポルノ」の被害相談は1628件(22年)であり、5年連続で最多を更新している。ネット社会の現代、一度動画がアップされれば、瞬く間に拡散され、完全に削除するのは不可能に近い。

被害者の88%は女性が占め、デジタルタトゥーとして半永久的に心に深い傷跡を残す。

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今回取材したひめのさん(仮名・23歳)もリベンジポルノの被害に遭い、修復不可能なまでに人生が壊れてしまった一人だ。彼女は岐阜県出身で、都内の名門女子大に通う才女だ。しかし、複雑な家庭環境で育ち、親から資金援助が受けられず、学費は奨学金と昼夜のバイト代で賄っていた。

「風俗を始めたきっかけはコロナでした。もともとは早朝にスーパーで弁当調理、夜は居酒屋バイトをして、なんとか生活費と学費を捻出してたのですが、コロナの拡大で居酒屋から暇を出されてしまったのです。条件に合う求人が見つからず、泣く泣く風俗の世界に飛び込みました」

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