2022.06.14
# 節約

えっ、そんなものまで!? 驚きの「売ると意外に儲かるモノ」

プロたちに聴いた「家にあるお宝」とは
週刊現代 プロフィール

帯付きレコードは10万円

若いころに買って長年放置しているレコードにも、高額商品が紛れているかもしれない。

「ここ最近、遺品整理や生前整理のため来店する中高年のお客様が増えました。当たり前のようにレコードを買っていた世代の方々なので、希少価値の高いものを持ってくることも多いです。具体的に言えば、'60年代の洋楽ロックの「帯付き」のもの。帯が付いているのは日本盤だけなんです。定番はビートルズですが、ディープ・パープルやレッド・ツェッペリンのアルバムなら10万円を超えるかもしれません。

また、'80年代のシティポップが世界的な人気を博しているため、山下達郎や大瀧詠一の作品の値段も上がってきています。中国のコレクターが値段を吊り上げている影響で、テレサ・テンのアルバムも高額買い取りが増えました。変わり種で言えば、『お色気レコード』ですね。ポルノ映画に出ていた池玲子の『恍惚の世界』のLP盤には、10万円近い値が付きました」(レコードの買い取りと販売を行う「ココナッツディスク」社長の里村真和氏)

 

他にも、消費税が導入された'89年発売のレコードは「消費税付き」と業界で呼ばれ、プレミアが付く。手持ちのレコードの発売年を確認しよう。

楽器やオーディオ機器も、意外な高値になることがある。中でもギターには掘り出し物が多い。楽器の買い取り販売を行う「株式会社宏哉」社長の戸口能宏氏はこう話す。

「ギブソンのレスポール、フェンダーのストラトキャスター、テレキャスターなどは高く買い取ります。先日、70代の方から『汚いけど捨てる前に見てもらいたい』という依頼があり、自宅へ伺いました。たしかにホコリまみれの古いものでしたが、なんとそれがお宝で、100万円以上の金額で買い取ることになったのです。

実家を整理する過程で親が集めていたギターを10本ほど発見したお客様からは、それぞれ10万円以上で買い取ったこともあります。こうしたケースは決して珍しくありません。オーディオ系で言えば、レコードプレーヤーは高く売れます。作りがいいものであれば簡単に直すことができるので、壊れていても買い取れます。『バブカセ』と呼ばれるバブル時代に作られたラジカセも人気です。ソニー製のものは5000円から10万円になることもあります」

これまで、古書・レコード・楽器の「意外に高く売れるモノ」を紹介してきた。実はこれ以外にも、高値が付くものがたくさんある。【後編】値上げラッシュに対抗!「売ると意外に儲かるモノ」30選で、詳しいリストとともに紹介する。

「週刊現代」2022年6月11・18日号より 

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