風太郎百年“転生”祭

2022年、作家・山田風太郎さんが生誕100周年を迎えられた。天衣無縫にして外連、奇想、大胆とも評される山田風太郎作品は、何よりまず、その濃密かつ自在な物語世界で、今もなお、読むものの心を惹きつけてやまない。

この記念すべき100周年に合わせ山田風太郎作品にゆかりのある方々に、熱く山田風太郎の魅力を語っていただけないか。そしてこの無二の作家を人々の言葉によって、2022年の世に「転生」できないか。それが新連載「風太郎百年“転生”祭」の試みである――。

【山田風太郎】
1922年兵庫県生まれ。東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌「宝石」の第1回懸賞募集に「達磨峠の事件」が入選。’49年に「眼中の悪魔」「虚像淫楽」の2編で日本探偵作家クラブ賞を受賞。’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは『甲賀忍法帖』『魔界転生』等の作品があり、奔放な空想力と緻密な構成力が見事に融合し、爆発的なブームを呼んだ。その後、『警視庁草紙』等の明治もの、『室町お伽草紙』等の室町ものを発表。『人間臨終図巻』等の著書もある。

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