4児の母36歳主婦が青ざめた…乳がんにかかった結果、待ち受けていた「意外な事態」

がん治療とお金

がんという病気はお金がかかるというイメージがあると思います。実際に、さまざまなことにお金がかかります。まず、3つに分けて内容を見ていきましょう。

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【おもに保険診療が適用される医療費】

•検査に関わるもの(血液検査、レントゲン、超音波やがんの確定診断のための生検(腫瘍の組織の一部を採って、がんかどうか、悪性度はどうかなどを調べる検査)、
CTやMRI、内視鏡検査、PET-CTなど)
•診察に関わる費用
•手術の費用
•治療の費用(抗がん剤治療、放射線治療、緩和医療など)
•入院基本料(食事代や差額ベッド代は保険診療外のため除く)
•薬代(調剤薬局で支払う薬の代金、注射・点滴代など)

【健康保険が適用にならない医療費(自由診療)】

•セカンドオピニオン外来受診費用
•日本で保険適用されていない薬や適応外使用(国内で治療に使用されているが、保険適用となっていないがんに使用すること)の場合、診療費や検査費用なども保険適用外となる(一部例外あり)
•重粒子線治療や陽子線治療など先進医療の費用(先進医療とは、厚生労働大臣が通常の保険診療との併用を認めたもので、通常の検査、薬、入院費用などは保険診療で行い、先進医療の費用は全額自己負担となる制度)
•自由診療による診察代、治療費(代替療法や民間療法など)、サプリメント代など

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【医療費以外にかかる費用】

•通院のための費用(公共交通機関、自家用車、タクシーなどの交通費、駐車場代)
•入院時の費用(食事代、個室代などの差額ベッド代、テレビカード代、レンタル寝衣代、その他入院に必要な物品、持参の飲み物など)
•診断書、保険会社用の書類の費用
•家族の通院付き添い、入院の面会などの諸費用
•子育て世代の乳幼児の預かり費用、介護している人のショートステイの諸費用
•医療用ウィッグや帽子、専用下着など

このように、がんと診断されるとさまざまな支出が増えますが、収入も減ってしまうことが多いです。

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